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山利貞(ふるやまとしさだ) 仙台藩天文学者

文政7年(1824) ― 明治20年(1887)

 
 明治維新前後に天文学者として活躍した人物に古山誠がいます。

 古山誠(之丞)仙台藩士、利貞。小さい頃から天文暦算を修め、仙台藩天文暦道掛、航海測量方取り合わせ20年余り勤務。明治元年2月上京、土御門家で暦算御用を勤め、同3年5月17日大学出仕天文暦道掛、8月25日星学御用掛を勤めました。晴雨考の著者である古山漸斎と同一人物でしょう。

「天文暦道掛、航海測量方と合わせて20年以上勤める」とあることから、弘化年間(1844-48)頃に天文暦道掛に勤務したことがわかります。弘化2年時の年齢を25才と仮定すると、文政3年(1820)に生まれたことになります。おそらく文化・文政時代に生まれたのでしょう。村田明哲が1816年生まれであるから、村田と同世代であると思われます
 武田司馬没後は、村田明哲の右腕として、仙台藩天文方を支えていました。

 と思ったら,生没年判明。文政7年〜明治20年。志村と同世代でした。(06/03/26)鹿門岡千仭の生涯
 

  
<古山利貞略歴>
 

 文政7年(1824) 生まれる。
 弘化年間頃   天文暦道掛 
 天保11年(1840) 
秋保の天文測量方手伝に5年間仰せつけられる
 嘉永元年 1848 5月 志村将輔 武田より関流免許
 嘉永3年(1850) この年、天文方稽古人?
 嘉永4年(1851) 
2月1日 算取り役から天文方稽古人となる。
 安政元年(1854) 嘉永七年「前后時太陰黄道緯度・・・」古山推歩、志村清算
 安政2年(1855) 
10月23日 天文方御用、写本暦刊行方。
 安政3年(1856) 8月、
開成丸建造。軍艦方御用。
 安政4年(1857) 7月、開成丸完成。按針測量役を務める。
 安政5年(1858) 安政6年晴雨考 
村田尺蠖子・古山漸斎
        「安政五年歳次距度日暦」村田明哲閲・古山利貞等推歩
         
1月13日 養賢堂天度御業立航海術御用。
 安政6年(1859) 安政7年晴雨考      同
         
1月12日 測量方按針役として、開成丸で江戸に行く。
 安政7年(1860) 4月28日、寛政暦消長法仰付。
 万延元年(1860) 万延2年晴雨考      同
 万延元年(1860)  6月15日 古山誠之丞 神文のこと
 文久元年(1861) 文久2年晴雨考      同
 文久2年(1862) 文久3年晴雨考      同
 文久3年(1863) 7月
国分高広とともに藩内の海浜の巡視にあたり地図を作る。
 文久3年(1863) 2月9日 古山誠之丞 蝦夷地暦推歩御用
 元治元年(1864) 近所に住む岡千仭を助け,鹿門精舎の助教を勤める。
 慶応元年 1865 志村恒徳 67
 慶応4年(1868) 古山誠之丞 蒸気船?役
 明治元年(1868) 2月上京。暦算御用。
         6月帰仙。
 明治2年(1869) 8月上京。暦算御用。
 明治2年(1869) 7月19日 古山誠之丞 古山京都へ。村田は病気
 明治3年(1870) 2月12日 土御門家天文暦道局が大学所轄になる。
         5月17日 大学出仕。天文暦道掛。
         8月   星学局と改称
         8月25日 星学御用掛。
 明治5年(1872) 合朔推草     古山誠推歩
 明治5年(1872) 日食細草     古山誠推歩, 小林六蔵推算
 明治6年(1873) 節気・土用    正算 古山誠, 推: 吉田鈍吉, 藤井勝, 戸田象二
 明治7年(1874) 節気・土用    古山誠正算, 吉田鈍吉, 藤井勝, 戸田象二推算
 明治7年(1874) 周月大小支干  正算: 古山誠, 推: 皆川潜次, 三上丙吉
         陸軍省に出仕。
 明治20年(1887) 12月8日,東京で没。白銀光取寺に葬る(64)
  
<師弟関係>
 
  

     武田司馬――┬─村田明哲──┬─古山利貞
    (1797-1853)  | (1816-1878) |
 (1824-1887)
     
      ├──────>├─志村恒憲
           │       │ (1825-1898)
           │       ├─
橋本清太夫貞恒
           │       │ (1824-1873以降)
           │       ├─
内池種治行孝
           │       │
 (1831-1873以降)
           ├―────―>├─
佐藤久馬長修
           │       │
           │       ├─森田九平
           │       │
           │       ├─
影山芳蔵貞之
           │       │
           └──────>├─
上野歓治
                   │
                   └─
梅津彦三郎
                      
                                             

  

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