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せんだい天文史跡めぐり

 
 ■象限儀
 
 武田保勝が1852年頃に「新製象限儀」を使い北極星の高度を測定したという記録が、東北大学図書館所蔵の「北極高度考」に見つかっています。測定値の精度などから、おそらくこの機器が該当するものと思われます。この象限儀は1800年頃に伊能忠敬が測量に使っていたものとの類似性が指摘されています。現存する大型象限儀は少なく、伊能忠敬記念館に2つ、坂出市鎌田共済郷土博物館に1つ、それと、山口県で新たに見つかった木製の象限儀の5つしかありません。

 今日(2001年12月7日)、坂出の久米通賢が使っていた象限儀を見てきました。メモリの振り方などが、仙台や佐原にあるものとは違います。仙台と佐原のものは、多少の違いはありますが、兄弟のようによく似たメモリが振られています。ついでに補足すれば、山口の象限儀も確かに伊能系です。

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