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せんだい天文史跡めぐり

 
 ■大塚頼充と龍宝寺 仙台市青葉区八幡町
 
 大崎八幡神社の隣には、龍宝寺があります。この寺は伊達家の祖である朝宗公が、伊達家の祈願寺として建てたものとされています。その後、伊達家と共に中村、梁川、米沢、岩出山へと移り、慶長年間にこの地へ移されました。境内に置かれた神社に、大崎にある八幡神社を合祀したものが、現在の大崎八幡神社です。  

 

 寛政年間に活躍した天文家・大塚頼充は、龍宝寺にある数多くの蔵書を管理することになりました。大塚は、これらの書物を藩士が自由に借りて、自宅で読めるような制度を作りました。今でいう図書館そのものです。
 儒学者の芦東山は、長い幽閉生活の間に多くの書物を書上げました。ある時、龍宝寺の書物を借りるために書状を書きましたが、東山の願いが認められるまでに、長い時間がかかりました。若い頃に、老師から苦労話を聞かされていた大塚の配慮なのでしょう。 

 

 

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