せんだいの天文史跡めぐり |
| ■涌谷伊達氏と妙見信仰 |
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伊達家の一門であった涌谷伊達氏には、妙見信仰が伝わっていました。妙見信仰は、仏教思想の中にある星の信仰で、妙見様が北極星の化身であるとして信仰の対象としてきました。 関東(千葉県)の豪族であった千葉氏の信仰が有名です。東北地方では、千葉氏の流れを汲んでいる相馬藩の中村氏の信仰がたいへん有名です。涌谷伊達氏の祖先も、千葉氏であることから、涌谷の地にも妙見信仰が伝わっています。 当主の伊達将監が暦算を学んでいた川崎伊達家。名取春仲の出身地である岩出山伊達家。いずれも、涌谷伊達家と血縁関係にあります。 やがて、訪れる近代天文学の背景には、妙見信仰に代表される、仏教思想がベースとなっていたのでしょう。 |
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涌谷伊達家ゆかりの人々が、天文に興味を抱いた背景には、きっと妙見信仰があるはずです。 そして、本家の涌谷伊達家にも、春海の天文道が伝わっていた痕跡が見られます。涌谷伊達家由来とされる”天球儀”が、県外ですが個人蔵のコレクションとして残されています。この天球儀は、まさに、春海の流れを汲む”天球儀”なのです。 涌谷伊達氏の居城の近くに、妙見神社はあります。明治維新により、妙見信仰は禁止されてしまい、今では神明社と呼ばれています。千葉氏の流れを汲む証である九曜紋がいたる所に残されています。 |
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涌谷伊達氏の家紋である、”月に九曜”の紋が賽銭箱や屋根の飾りとしても見つかります。