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せんだい天文史跡めぐり

 
 ■佐竹義根の墓 仙台市青葉区北山霊園/光圓寺墓地
 
 渋川敬也の統伝を受けた佐竹義根は、遠藤盛俊没後、仙台の天文家の実質的なリーダーでした。元文四年十二月、義根は土御門泰邦に書状を送り、翌五年に直弟となっております。土守神道は、掟故に、特定の武士しか学ぶことができませんでしたが、義根の提案で、掟は緩められ、多くの人々が土守神道を学ぶことができるようになりました。もともと垂加神道のもとになっていた学問であり、仙台藩も、垂加神道を習う者が多かったため、義根の学問は、一関米沢あたりまで広がりました。

 

 佐竹義根の墓碑は、青葉区北山霊園にある光圓寺にひっそりと立っています。隣には、書道家として有名であった、義根の父、長倉一平の碑が建っています。

 義根がもし、宝暦年間に病気さえしなければ、戸板保佑と共に上京して、彼の名は日本の天文学史に残されていたのでしょう。”佐竹義根と戸板保佑が、改暦のために上洛し、戸板保佑は関流の算術を持ち帰った” と。

 

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