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せんだい天文史跡めぐり

 
 ■渋川春海の墓
 
 渋川春海は幕府の碁方を勤めていました。山崎闇斎に垂加神道を学び、土御門泰福に土御門神道を学んでいます。一方、岡野井玄貞に暦算を学んだと言います。

 この頃の暦は、800年以上も使われてきたため、2日程の差が生じていました。 春海は元の授時暦を改良し、貞享の改暦を行ったのです。この業績は、近代天文学の始まりと評されていますが、実は、春海がこだわりを持っていたのは、科学としての天文学ではなく、神道思想としての天文道であったようです。
 幕府に新設された天文方に就任した春海は、天体観測よりも天変地異の上奏を行い、貞享暦は秘伝化され、春海が認めた一部の武士にしか伝えられていないのです。

 春海の門人となり得た一人に、仙台藩士・江志知辰がいます。彼が仙台に、神道思想の天文道と、貞享暦をもたらせることになるのです。 

渋川春海の墓
東京都品川区東海寺

 

 

地図

 

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